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ファイアライトの特長

熱膨張係数がゼロに近く、熱衝撃に強い材料です。

網がなくクリアな視界が得られ、フロートガラスと同等の透明度があります。

耐熱ガラスに匹敵する化学耐久性があります。

切断加工ができます。

強化ガラスではありませんので、自然破壊することはありません。

800℃に熱したファイアライトに冷水をかけても割れません。
また、反復加熱にも耐えることができます。
耐熱比較グラフ

耐火標準加熱曲線

ファイアライトの特性
| 特 性 | ファイアライト | フロートガラス | ||
| 光 特 性 |
可視光線透過率(%) | 5㎜ 厚 | 87 | 89 |
| 8㎜ 厚 | 85 | 88 | ||
| 屈折率(nD) | 1.54 | 1.52 | ||
| 熱 特 性 |
熱膨張係数(×10−6/K,30〜750℃) | −0.3 | 8.5 | |
| 比熱(J/g・K)25℃ | 0.71 | 0.76 | ||
| 熱伝導率(W/m・K)25℃ | 1.51 | 0.76 | ||
| 物 理 特 性 |
密度(103kg/m³) | 2.51 | 2.50 | |
| 平均破壊応力(MPa) | 面内 | 49 | 49 | |
| エッジ | 35 | 35 | ||
| 許容応力(MPa) | 面内 | 25 | 25 | |
| エッジ | 18 | 18 | ||
| ヤング率(GPa) | 88 | 74 | ||
| ポアソン比 | 0.24 | 0.22 | ||
| モース硬度 | 7.0 | 6.5 | ||
| ビッカース硬度 | 700 | 550 | ||
※上記の数値は保証値ではありません。
※フロートガラスの熱膨張係数は、30〜350℃のものです。
光線透過率
ファイアライトの光線透過率は、フロートガラスとほとんど変わりません。
5mm厚のファイアライトは可視光線透過率が87%という、透明度の高い、網のないガラスです。

「ファイアライト」は強化ガラスではありません。フロートガラスとほぼ同じ強度です。「ファイアライト」に衝突したり、物を当てたりするとガラスが破損して大けがをすることがあります。
- 破損事故の危険性を最小限にするために、窓や外部ドア等に使用される場合には、耐風圧強度をご検討の上、「ファイアライト」の大きさやガラスの厚さをご選定ください。
- 出入口、アトリウム、エスカレーター周りの区画等、人や物が触れたり衝突することが予想される部位に「ファイアライト」を使用される場合には、飛散防止フィルムを貼ってください。
- 弊社では、飛散防止フィルムを貼った「ファイアライト」でも特定防火設備の性能確認試験を行っており、問題がないことを確認しています。 (性能確認試験使用フィルム:住友スリーエム(株)製 SCLARL400)
災害の中でも発生頻度が最も高い火災。防火ガラスには火災による被害を最小限に抑えるという重要な役割があります。熱膨張がほとんどゼロという超耐熱結晶化ガラスだけが成しえる「火」と「水」という対極に耐えるファイアライトは、東京消防庁の火災実験にも採用され、米国のUL規格に適合し、高い防火性能を実証してきました。
いまや信頼性の高い防火ガラスを選択することがリスクを避ける重要なポイントなのです。

実火災加熱条件下における、防火ガラス部材の挙動に関する研究
実火災に近い状況下で、防火ガラス部材がどのような挙動(破損などの発生)を示すか、また放水に対してこれらの部材がどのような挙動を示すかを観察・計測するための資料を得ることを目的に、消防研究所、東京大学、(株)イー・アール・エス、日本電気硝子(株)による共同研究として行われました。
耐熱結晶化ガラスt 5.0㎜[ファイアライト]

●実験方法
4m×4m、天井高さ2.3mの実験区画に、1.22m×1.93mの防火ガラスを枠材に取り付け。加熱仕様は、2号クリブ2段積みを模擬火源とし、区画の上部高層温度を15分間700℃程度に確保。その後、ガラスの非加熱側の最高温度(約470℃)時点で、ポリエチレンフィルムで作成した水球(水量300cc〜930cc)を高さ50cmから所定の位置に衝突させる。
耐熱強化ガラスt 8.0㎜

●実験結果
ファイアライトは、実火災を想定した加熱や水球衝突でもまったく変化はなかった。耐熱強化ガラスは、加熱時の温度差や水球衝突によりガラスは細かく破損・脱落し、火災の火が大きく噴き出した。

