ブックタイトル環KAN建材ニュース77

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概要

環KAN建材ニュース77

板引き方向成形体の下で融合する両側から均一にあふれる超薄板ガラスG-Leaf?「ガラス」と「樹脂」、両方の長所を併せ持つ注目のマテリアル。耐衝撃・ 透明性 耐紫外線性 遮音性 ほこり付着性軽量性 曲げ剛性 耐擦傷性 耐貫通性×○○○×○○×○×○○○△○○×○×△○○×○ガラスポリカーボネートLamionR日本電気硝子はガラスの研究・開発と共に多様な技術を進化させています。素材を貼り合わせる積層技術もそのひとつで、Lamion?はポリカーボネートなどの樹脂をG-Leaf?で挟み込む高い技術から生まれました。ガラスと樹脂という異素材を、気泡や異物が入ることなく貼り合せています。また、高温や高湿といった厳しい環境にさらされても剥離・白濁しないことも注目を集めています。樹脂〔アクリル or ポリカーボネート〕G-Leaf?接着剤構成図Lamion?を生んだ技術とは―innovation of NEGガラスの材料設計から溶融、成形、加工といった技術をベースに、ガラスブロックや結晶化ガラス、超耐熱結晶化ガラスなど様々なガラスを独自に開発・製造してきた日本電気硝子。その最先端の技術やユニークな製品を、シリーズでご紹介します。第一回目は、積層技術から生まれたLamion?です。溶融したガラスを樋状の成形体上部両側からあふれさせ、くさび状の成形体下部で融合一体となる製板法。ガラス表面が空気以外のどこにも接触しないため、無研磨でも極めて平滑かつ高品質な薄板ガラスの生産を可能にしました。超薄板ガラスの製造に適した「オーバーフロー法」フィルムのように曲がる超薄板ガラス日本電気硝子では、オーバーフロー法により生まれた薄さ0.2mm(200μm)以下の超薄板ガラスをG-Leaf?と総称しています。光学特性、耐候性、耐熱性、ガスバリア性などのガラス本来の優れた特性を保持しつつ、現在では0.03mm(30μm)という世界最薄レベルを実現。幅広い分野の技術や製品に応用されることはもちろん、薄板化と軽量化の追求により、製造時・輸送時における省資源、省エネルギー、CO2排出量削減に貢献するため環境面でも注目されています。オーバーフロー法-vol.121 KAN77ガラス〔 G-LeafR〕