ブックタイトル環KAN建材ニュース77
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環KAN建材ニュース77
満ちる、北信越への玄関口。3く人への思い遣りでもあり、都市に向かう人々が行き交う「もてなしと交流のエントランス」「都市との対峙」をコンセプトとする東口にふさわしい。 その東口のシンボルである八角形のドームは、雪がモチーフ。建物内部の照明がつく夜間、ほんのり灯る灯籠の光を表現できる唯一の外壁材として、ガラスブロックの個性が活かされている。また、八角形の美しさを強調するために、目地や無目材といったつなぎ目が目立たない仕上がりが求められ、意匠性に加えて工場生産による安定した品質で応えることができたのが、〈パネルウォール〉だった。ガラスブロックに覆われたドームの内部は、上越杉でルーバーを形成。天井高約19mもの開放的な空間に、ガラスブロックとルーバーを通した穏やかな光が満ちあふれる。 新しく生まれた駅は、これから数えきれない出会いと別れの舞台となり、人々の記憶に刻まれる。周辺地域も百年先まで愛される質の高い街づくりが進められており、駅を中心に、次の歴史が始まった。(取材協力:交建設計)■灯籠のようなやわらかい光を放つ東口のドームは、乳白色のガラスブロック〈オパリーン プレーン〉を採用。■ドームの天井は、地場の杉材を用いたルーバーとガラスブロックのコンビネーション。■新幹線の駅舎側にある東口。乗降客にとってメインのアプローチとなる。■つなぎ目のない洗練された外装をかなえる〈パネルウォール〉。1234408