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2025.05.28

ガラスのネタ帳

ガラスブロック紹介① 指向性

パターンごとに特性や個性が、実は異なるガラスブロック。
カタログではどうしても伝わりにくいその詳細を、今後ひとつひとつご紹介していきたいと思います。

こちらの記事では、まず「指向性」というガラスブロックから。
GB_lightdirective_2.jpg

表面はなめらかでフラットですが、その内部表面にはまるでプリズムのような歯形が何段もあります。
このガラスブロック、向こう側が見えにくいためプライバシーを守るだけではなく、光が進む方向をコントロールするのです。
これらの歯形によって「指向性」ガラスブロックを透過した光は‥

斜め上方向に光が進む ➡ 一旦天井を照らす ➡ 反射する形で斜め下方向へと進む ➡ 奥まった空間に光が届く‥ 


つまり「指向性」は間接的に奥の空間を明るくするガラスブロックなのです!


テキストの説明だけでは分かりづらいと思いますので、下の写真をご覧ください。
下から3列目のガラスブロックを透過した光が上向き方向に進んでいるのが見えると思います。D2_GBPIC1.png

D2_GBPIC2.png
こちらの写真でも上から3列目のガラスブロックを透過した光が、上方向に広がりながら進んでいることが分かります。
ちょっと不思議に思えるかもしれませんが、これが「指向性」ガラスブロックならではの特性です☆


GB_lightdirective_3.jpgさらに「指向性」ガラスブロックの積み方をヨコとタテの交互にすることで市松状の模様積みも楽しむことができます!場合によっては単調にもなるガラスブロック壁の表情に光とともに変化が生まれ、空間に個性を添えることから、デザイン面でも威力を発揮します。


まとめると『自然光で空間の奥まで明るくしたい』でも『視線を遮ってプライバシーは守りたい
さらに『ちょっとデザインに一工夫してみたい』 ‥「指向性」はそんなご要望に応えるガラスブロックです。

さらなる情報は簡単なリーフレットがございますので、こちらからダウンロードして是非ご覧ください!
ちょっとこのガラスブロックが気になる‥という方は、お気軽にこちらからお問い合わせください!

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