環 建材ニュース WEB版

はじめての方へ

2025.10.14

ガラスのネタ帳

ガラスブロック紹介④ プレーン

パターンごとに特性や個性が、実は異なるガラスブロック。
カタログだけではどうしても伝わりにくいその詳細をこちらでご紹介しています。

これまでの「指向性たまゆら」「カスミ」に続き、今回は「プレーン」をご紹介します。

D-9s.jpg「プレーン」は、内側も表側も凹凸のないフラットな表面が特徴のガラスブロックです。
これまでご紹介してきたすりガラスや模様入りの"透光半透視"タイプとは異なった、ガラスならではの透明感を楽しめる "透光透視" というタイプで、光も視線もまっすぐ通すため空間にすっきりとした印象を与えてくれます。

ガラスブロックの格子をはっきりと引き立たせて見せ、内と外を仕切りながらつなげる‥という不思議な透明壁をつくります。

IMG_2633.jpg

ガラスブロックならではの "ぼってり"としたやさしい厚みが他のガラスブロックより感じられるため、平板な板ガラスでは得られない、どこか懐かしくも味のある見え方が新鮮な魅力として捉えられています。

廊下や中庭、坪庭などの仕切り壁として「プレーン」ガラスブロックを使えば、外の景色がいい感じで見える(=内側のプライバシーもすっかり見えるのではなく、なんとなく守る)、閉塞感のない明るい空間が生まれます。また、暗い廊下や階段室などでアクセントのように使うことで自然光をダイレクトに取り込むことができます。

GB_Plain_01.png

さらに「プレーン」は、他のパターンと組み合わせることで表情豊かな空間づくりが可能です。
たとえば「オパリーン」などの透光不透視タイプのガラスブロックと組み合わせれば、視線を遮る箇所と明らかに見せる箇所が組み合わさったユニークな光壁に。「たまゆら」との組み合わせでは、透明の箇所と揺らめく箇所で壁面にリズム感が生まれ、射し込む太陽光によって空間に変化や動きも加わります。

ただ"見える""見せる"だけでなく、空間のつながりや光の質を変えることで "透明の力"をもっともシンプルに、そして美しく表現する「プレーン」。小窓風に抜け感を楽しんだり、重厚感ある目隠しと開放感を両立させたり、アイデア次第でその使い方は多彩です。

まとめると、空間に光と景色をそのまま取り込みたい
でも 仕切りとしての存在感もしっかり持たせたい
さらに シンプルで美しいガラス感を楽しみたい

‥プレーンはそんなご希望にこたえるガラスブロックです!

このガラスブロックが気になる‥!という方は、お気軽にこちらからお問い合わせくださいね。

Share

一覧へ戻る